秋から冬にかけて、キャメルやベージュなどの色を使ったコーディネートをする女性は多いのではないでしょうか。
顔馴染みが良く、派手すぎないけれど、顔をぱっと明るく、オシャレに見せるこれらの色は50代の大人の女性にこそ相応しいカラーです。
しかし、せっかくオシャレなファッションをしていても、顔色が悪かったら、魅力が半減してしまいます。というか一気におばさんカラーに見えてしまうことも。
50代の肌悩みはたくさんありますが、シミやシワなどのような目立つ肌悩みではないものの、顔の印象を大きく左右するものが「くすみ」です。
シワはかっこ良いシワもある。でもくすみはどんなファッションをしてもあか抜けなくさせるんです。
メイクを落とした際に、どんよりと疲れたような肌色にビックリすることはないでしょうか。
メイクによる疲れだけでなく、潤いが失われることで、顔はくすんでしまいます。
顔色が暗いとそれだけで老けて見せます。
加齢によるくすみの原因は
1. うるおい不足
2. キメが粗くなったこと
3. 血行不良
4. たるみ
5. 古い角質がたまっていること
6. 肌が糖化している
などが挙げられます。
50代にもなると、ハリや弾力の元となるコラーゲンやエラスチン、真皮で水分を抱えるヒアルロン酸、角質層で水分を保持するセラミドが減少します。
だから、基本的に、大部分の人が乾燥肌です。
50代の肌は乾燥を防ぐ皮脂も少なくなるから美容クリームを使って!
さらに、水分蒸発を防ぐ働きがある皮脂も減少しています。
だから、これらをカバーする成分が入った美容クリームを選ぶ必要があります。
肌がどんよりしている場合、透明感を与える美白効果のあるものを選ぶのが良いです。
ビタミンCやアルブチンなどは、メラニンを抑制し、肌をぱっと明るくする効果が期待できます。
ただし、美白成分は秋冬に使うには、ちょっとさっぱりすぎる場合も。
その場合は、保湿効果も期待できるプラセンタエキスがオススメです。
プラセンタエキスは活性酸素を除去する効果もあるので、アンチエイジングにもぴったりです。
また、顔が黄色っぽくくすんでいる人は「糖化」している可能性があります。
顔が黄色っぽく見える「糖化」って何?
糖化とはご飯などの炭水化物に含まれている糖質と体内のたんぱく質が結びついて、体内で透過性生物(AGES)を作りだすことです。茶色に変色することからコゲとも言われています。
糖化が起こるとコラーゲンが破壊されますので、コラーゲンの生成を促進したり、活性化させるレチノールやビタミンC誘導体、FGFという成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。
また、最近では糖化を抑制するスキンケアも出ています。
美容成分は、化粧水や美容液よりも、じっくりと浸透する美容クリームに配合しているものを選びましょう。
美容クリームは種類も量も、化粧水よりも豊富に混ぜることができるからです。
またリンパの流れに沿ってマッサージをすれば、血行促進効果もあります。
摩擦の少ない美容クリームだからこそできますよね。
寒くなると、肌も血流もこわばりがちです。
うるおいと美容成分が豊富な美容クリームで、ハリツヤのある明るい肌を取り戻しましょう!
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